[FX]~第3章~ 「ゼロカット」という名の免罪符

■ 海外口座―パチンコのサンドと同じ「究極のセーフティネット」

 前章で「レバレッジ1000倍」という狂気を見せられて、当然お前たちの萎縮した脳みそには、第1章で語った「借金の恐怖」がフラッシュバックしているだろう。

 「1万円が1000万円の力になるってことは、逆に予想が外れて相場が暴落したら、1000倍のスピードで借金が膨れ上がるんじゃないのか?」と。

 もしこれが日本の「安心・安全な国内口座」なら、お前のその直感は正しい。追証という名の確定した借金を背負わされ、明日からマグロ漁船に乗る準備が必要になる。

 だが、我々が主戦場とする「海外口座」には、この理不尽なまでのハイリスクを完全に相殺する、バグとしか思えない最強のシステムが標準搭載されている。

それが「ゼロカットシステム」だ。

 ゼロカット。要するに、「どんなに相場が急変して口座の資金がマイナス(借金)になっても、胴元である業者がそのマイナス分をすべて被って、口座残高をゼロにリセットしてくれる」という狂った救済措置である。

 パチンコ屋のサンドに1万円札を突っ込んで、それがすべてメダルや玉として飲まれたとしよう。その時、白シャツの店員が背後から現れて「お客さん、マイナスになったのであと50万円追加で払ってくださいね」と肩を叩いてくるか? 絶対にこない。お前が痛い目を見るのは、サンドに入れた「その1万円が消滅する」という事実だけだ。

 ゼロカットのある海外FXは、これと全く同じだ。 お前が口座に1万円だけ入れて、レバレッジ1000倍でフルスイングの大勝負に出たとする。予想が完全に外れて相場が大暴落し、本来ならマイナス100万円の借金を背負うような大事故が起きたとしても、お前の損失は「口座に入れた1万円」だけで強制的にストップする。残りのマイナス99万円の借金は、業者が肩代わりして無かったことにしてくれるのだ。

 分かるか? この圧倒的なバグが。 「負けは、自分がサンドに入れた金額(入金額)まで」と完全に限定されているのに、「勝つときは、レバレッジ1000倍の暴力で青天井に資金が増えていく」。

 借金という最悪の「死」だけをシステムが完全に排除し、一撃数百万の夢だけを永遠に貪り食うことができる。これこそが、期待値や論理的思考といったチャチな理屈が一切不要な、不夜城の住人のみが知る「合法的なチート」だ。

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この記事を書いた人

 20年以上にわたり、パチスロ、公営競技、オリパに至るまで理不尽な確率の壁と殴り合ってきた生粋のギャンブラー。
 エセ期待値稼働を「退屈な労働」と切り捨て、ギャンブルの真の価値である『脳汁(快楽)の全肯定』を提唱。NOZILの総責任者として、狂った勝負の世界を発信している。

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